LiLiCo
(映画コメンテーター)

物語に鷲掴みにされ、意外な展開に驚いた!
様々な人間模様と感情にのめり込む。
センス抜群の門馬監督の長編デビュー。
将来は化けること間違いなし。

大鶴義丹
(俳優、作家、監督、タレント)

誰もが持っている無数の哀しみは、
いくら努力してもなかなか解決しないのが現実だ。
だが、それら無数のなかから1つだけでも
哀しみを取り除く努力をサボってはいけない。
無駄な努力の積み重ねがいちばん大事なのだと
気が付かされる映画だった。

田中要次
(俳優)

架空である筈のホテルコパンは
五輪ロスを感じさせる白馬村が実名で舞台となって情感を引き立て、そして『リリィ・シュシュのすべて』で僕の教え子だった蓮見(市原隼人)がその後、先生になっていたという続編を観ている気分にもなりました。
心の闇を持つ登場人物だらけなのに、愛情ある視線がとても心地良く、気が付けば誰もが愛おしい。
この作品に関われていない事への悔しさに
僕は泣き叫びたい!

伊原剛志
(俳優)

悩める人が居るからホッとする。
自分だけじゃないと。
そんなHotel Copain

大島薫
(元セクシー女優の男性タレント、文筆家)

グランドホテル形式で繰り広げられる群像劇なんていくらでもある。そんな風に考えてこの映画を観ていると、とんでもない裏切りを受けることでしょう。ボクは拝見したあと、思わずムムムッと唸ってしまいました。一筋縄ではいかない人生に訪れる長い長い冬にも必ず雪解けの季節はやって来る。それがたとえ小さなツクシの芽でしかなくとも。
ボクの冬はいつ終わるのかなー!

藤井道人
(映画監督)

ホテルコパンの中で生きる人々を見て、
自然に自分と彼らを重ね合わせてしまった。
うまく行かないこともある、
後悔なんて山ほどある。
そんな自分とどう向き合っていくか。
この映画の中にそのヒントがあったような気がしました。
素敵な群像劇でした。

山本浩貴
(劇団PU-PU-JUICE主宰)

見終わった後「やられた!」と思った。
それは奇想天外なストーリーなんて
安っぽいものではなく、
まざまざと人間を見せつけられた
「やられた!」だった。
圧倒的な映像美と折り重なる人間の生きる姿。
気軽に見ていたら、いつの間にか心を掴まれ、
見終わった後は、
ホテルコパンにどうしても行きたくなった。

ファンキー加藤
(ミュージシャン)

祭りのあとの虚無感。
拭いきれない絶望の淵。
迷走の果ての袋小路。
それでも人生は続いていく。
無情にも続いてしまう。
『ホテルコパン』は、そんな人々の、
苦難と再生の物語です。
皆さん是非ご覧ください。
きっと僕たちも「まだ、ここから」ということを、
この映画が教えてくれます。

深水元基
(俳優)

誰もが何かしら悩みを持っている。
この映画の登場人物もみんな辛そう…
だけど【あの言葉】で救われた。
自分の抱えているモヤモヤまで
全部吹っ飛ばしてくれた。