元中学校教師のホテルマン
2001年、映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演。『ROOKIES』での演技により、第58回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞:最優秀助演男優賞」を受賞。次点者の3倍近い得票数を得ての初受賞となった。
主な出演作は、『偶然にも最悪な少年』(03)『チェケラッチョ!!』(06)『虹の女神』(06)『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)『ROOKIES -卒業-』(09)『猿ロック THE MOVIE』(10)『ボックス!』(10)『DOG×POLICE 純白の絆』(11)極道大戦争(15)など。
ホテルオーナー
81年、劇団青年座の研究所入所。91年、『12人の優しい日本人』で映画デビュー。
主な出演作は、『ウォーターボーイズ』(01)『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)『THE 有頂天ホテル』(06)『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』『ハラがこれなんで』(11)『清須会議』『許されざる者』(13)『紙の月』(14)など。
無邪気な彼女
2011年に初舞台『プール・サイド・ストーリー』にて初主演を務め、以後、舞台・映画・テレビドラマ出演で活動する。
主な作品は、『Anime Fan Tom』(11)『人狼ゲーム』(13)『奴隷区 僕と23人の奴隷』(14)『忘れないと誓ったぼくがいた』(15)『進撃の巨人』(15)など。
優しき彼氏
NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』で、てれび戦士を3年間務め、人気を集め、映画『ひぐらしのなく頃に』(08)で、初主演を果たす。その後も映画、ドラマ、舞台と活躍。
主な作品は、『小森生活向上クラブ』(08)『ごくせん THE MOVIE』(09)『スラッカーズ 傷だらけの友情』(09)『凍牌〈劇場版〉』(13)『仮面ティーチャー』『ガキ☆ロック』『トリハダ -劇場版2-』(14)など。
宗教に縋るお嬢様
2004年、『スウィングガールズ」で映画デビュー。ドラマ『ギャルサー』『ライアーゲーム』など多数のドラマや映画に出演する女優としての顔の他、グラビアでも活躍。
主な作品は、『サヨナラCOLOR』(05)『不良少年(ヤンキー)の夢』(05)『僕と彼女の×××』(05)『渋谷怪談 THE リアル都市伝説 (06) 『渋谷怪談 3 第二話「怖い合コン」』『be set free』(08)『ファイナル・ジャッジメント』など。
教祖
1984年劇団四季に入団。「ライオンキング」他、数々の演目に出演し、惜しまれつつ2009年に退団。その後もミュージカル・ストレートプレイ・映画と幅広く活動し現在に至る。
近年の舞台出演作品に「アンタッチャブル」「ディートリッヒ」「SEMPO」「ふと、立ち止まり、語り出す」。映画では『けむりの街の、より善き未来は』(12)『Return of the Bad girl』(13)『男たちの楽園』(13)『あなたがここにいてほしい』(13)など続々と出演作品が公開されている。
付き人
劇団東京ロケットボーイズ劇団員を経て、舞台を中心に活動する。短編映画やCM出演が多く、リクルートCM「受験サプリ」は現在放映中。今作品監督の受賞短編作品「ハヌル?SKY?」では片山ユリ役の玄里とダブル主演にて高い評価を得た。
主な作品は、『くものじ』(08)、短編映画『アンダースタン』(08)『切符師』(09)『ミネストローネ』(12)『あのときのFlavor』『この音が聴こえているか』(14)など。
ホテル従業員
日本語、英語、韓国語の3か国語を流暢に話し、日本だけでなく海外映画にも出演する。演技の傍ら「Harper‘s BAZAAR」「marie Claire」「ELLE girl」やソウルコレクションに出演するなどモデルとしても活動。2013年の出演作『ラジオデイズ』がゆうばり映画祭ファンタランド賞を受賞。主演作『水の声を聞く』は2015年ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品、個人賞として第29回高崎映画祭の最優秀新進女優賞を受賞した。
主な出演作は、日本『インターミッション』『夜の途中』 (13) 『ジャッジ!』 (14) 『駆け込み女と駆け出し男』 (15) 韓国『曲がり角の男』(08)『宿命』(08)英国『Street Fighter Assassin's Fist』 (14)フランス『Flea』 (14)『DreamLand』 (15)ポルトガル『Time zone』 (15)など。
老女優
1963年に、唐が設立した劇団状況劇場に参加。同劇団の看板女優として活躍する。舞台、ドラマ、映画等幅広く活動。特にその個性的な演技で演劇界を代表する「アングラの女王」の異名を取る。
主な作品は、『戦後残酷物語』(68)『新宿泥棒日記』(69)『サマー・ソルジャー』(72)『女囚さそり けもの部屋』(74年)『任侠外伝 玄界灘』(76年)『Mishima: A Life In Four Chapters』(85)『潤の街』(89)『夜を賭けて』(03年)『ニワトリはハダシだ』(04)『蟲師』(07年)など。
死んだ生徒の母親
1987年映画『湘南爆走族』で芸能界デビュー。朝の連続TV小説「青春家族」(89)のヒロイン役に抜擢され、好評を博す。その後、映画『稲村ジェーン』(90)、『シコふんじゃった。』(91)、カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞作品『うなぎ』(97)では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、実力派女優として活躍。
主な出演作は、映画『カンゾー先生』(98)、『姑獲鳥の夏』(05)、ドラマ「BORDER」(14)、「匿名探偵」(14)『京太のおつかい』(14)など。
新山詩織 公式サイトはこちら
LiLiCo(映画コメンテーター)
物語に鷲掴みにされ、意外な展開に驚いた!
様々な人間模様と感情にのめり込む。
センス抜群の門馬監督の長編デビュー。
将来は化けること間違いなし。
大鶴義丹(俳優、作家、監督、タレント)
誰もが持っている無数の哀しみは、
いくら努力してもなかなか解決しないのが現実だ。
だが、それら無数のなかから1つだけでも
哀しみを取り除く努力をサボってはいけない。
無駄な努力の積み重ねがいちばん大事なのだと
気が付かされる映画だった。
田中要次(俳優)
架空である筈のホテルコパンは
五輪ロスを感じさせる白馬村が実名で舞台となって情感を引き立て、
そして『リリィ・シュシュのすべて』で僕の教え子だった蓮見(市原隼人)が
その後、先生になっていたという続編を観ている気分にもなりました。
心の闇を持つ登場人物だらけなのに、愛情ある視線がとても心地良く、
気が付けば誰もが愛おしい。
この作品に関われていない事への悔しさに僕は泣き叫びたい!
伊原剛志(俳優)
悩める人が居るからホッとする。
自分だけじゃないと。
そんなHotel Copain
大島薫(元セクシー女優の男性タレント、文筆家)
グランドホテル形式で繰り広げられる群像劇なんていくらでもある。
そんな風に考えてこの映画を観ていると、とんでもない裏切りを受けることでしょう。ボクは拝見したあと、思わずムムムッと唸ってしまいました。
一筋縄ではいかない人生に訪れる長い長い冬にも必ず雪解けの季節はやって来る。
それがたとえ小さなツクシの芽でしかなくとも。
ボクの冬はいつ終わるのかなー!
藤井道人(映画監督)
ホテルコパンの中で生きる人々を見て、
自然に自分と彼らを重ね合わせてしまった。
うまく行かないこともある、後悔なんて山ほどある。
そんな自分とどう向き合っていくか。
この映画の中にそのヒントがあったような気がしました。
素敵な群像劇でした。
山本浩貴(劇団PU-PU-JUICE主宰)
見終わった後「やられた!」と思った。
それは奇想天外なストーリーなんて安っぽいものではなく、
まざまざと人間を見せつけられた「やられた!」だった。
圧倒的な映像美と折り重なる人間の生きる姿。
気軽に見ていたら、いつの間にか心を掴まれ、
見終わった後は、ホテルコパンにどうしても行きたくなった。
ファンキー加藤(ミュージシャン)
祭りのあとの虚無感。拭いきれない絶望の淵。迷走の果ての袋小路。
それでも人生は続いていく。無情にも続いてしまう。
『ホテルコパン』は、そんな人々の、苦難と再生の物語です。
皆さん是非ご覧ください。
きっと僕たちも「まだ、ここから」ということを、この映画が教えてくれます。
深水元基(俳優)
誰もが何かしら悩みを持っている。
この映画の登場人物もみんな辛そう…
だけど【あの言葉】で救われた。
自分の抱えているモヤモヤまで全部吹っ飛ばしてくれた。